「『バイオハザード』がオカルトへの興味をそそる」−英国教会の意見にカプコンが反論

牧師は『バイオハザード』がオカルトへの興味をそそる、と主張しますが、カプコンはこれに反論します。


英国教会の主教であるJohn Goddard氏と大助祭であるBrian Smith氏は『バイオハザードダークサイド・クロニクルズ』のプロモーションが暴力を美化し、オカルトへの興味をそそることで英国の若者に良くない影響を与えると主張。人々がオカルト方面の知識を聞きかじることで「危険な状態」に置かれるといいます。


カプコンのスポークスマンであるLeo Tan氏は「これはデマであり、典型的な宗教関連のヒステリーです。社会の病気の原因がゲームであるとすることは不合理です。『バイオハザード』のようなゲームは、主人公たちが悪に与せず戦う姿を示しています。残念なことですが、聖職者の方々はゲームをよく理解しておられないようです」「ビデオゲームはエンターテイメントであり、ホラームービーや恐怖映画のようにレーティングシステムの元にあります。例えば『バイオハザード』は15歳以下には推奨されません。両親が常識を守りこうした年齢制限を遵守すると信じています」とコメントしています。


強大な悪と戦う主人公たちの姿は『バイオハザード』シリーズの魅力の一つ。
英国教会VSカプコンの戦いはカプコン側がワンポイント先取といったところでしょうか。