歴代もっとも開発費が高かったゲームTOP10、果たして1位は……?
グランド・セフト・オートIV【CEROレーティング「Z」】 - PS3
- 出版社/メーカー: カプコン
- 発売日: 2008/10/30
- メディア: Video Game
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ハードのスペック向上に伴い、ゲームソフトの開発費も年々上がってきているのは周知のとおりですが、実際のところ、PS3やXbox 360のゲームを1本開発するのにどれくらいの開発費がかかっているかご存知ですか?
海外のゲームニュースサイト「DIGITAL BATTLE」に掲載された「Top 10 most expensive video games budgets ever(もっとも開発費が高かったゲームTOP10)」という記事によると、歴代でもっとも開発費が高かったゲームは、Rockstar Gamesの「Grand Theft Auto 4」(PS3/Xbox 360)で、完成までに費やされたコストは合計でなんと1億ドル(約90億円)にものぼったそうです。
ちなみに2位はSCEの「グランツーリスモ5」でおよそ8000万ドル(約72億円)、3位はセガの「シェンムー」で約7000万ドル(約63 億円)とのこと。以下、「Too Human」(約54億円+)、「メタルギアソリッド4」(約54億円)、「Halo3」(約50億円)、「All Points Bulletin」(約45億円)、「LA Noire」(約45億円)、「ファイナルファンタジーXII」(約43億円)、「Killzone 2」(約41億円)と続きます。
さすがに「Grand Theft Auto」や「グランツーリスモ」といった人気シリーズともなると開発費も別格ですが、その中で堂々の3位にランクインしている「シェンムー」の異彩ぶりが際立ちまくっていますね。しかし逆に言えば、10年前には「製作費70億円!」と業界を震撼させた「シェンムー」でさえ3位止まり。それだけ今のゲームの開発費が上がってきていると見ることもできそうです。
なおCESAが発行する「2009 CESAゲーム白書」によると、日本における1タイトルあたりの開発費平均(2008年時点)は、PS3用ソフトでおよそ約3億8860万円、Wiiで1 億3410万円、PSPで5,650万円、DSで4940万円となっているそうです。そう考えるとやはり、「Grand Theft Auto 4」の約90億円という数字がいかに別格であるかがわかりますね。