湾岸戦争で爆撃を受けたゲームボーイの動画

ゲームボーイ(旧タイプ本体)

ゲームボーイ(旧タイプ本体)

動画共有サイトニコニコ動画』で、湾岸戦争で爆撃を受けたゲームボーイの動画が注目を集めつつある。この動画のゲームボーイ湾岸戦争に出兵した米軍兵士が所持していたもので、敵の爆撃を受けて灼熱と衝撃によるダメージを受けつつも、問題なく起動してゲームができたという逸話がある。


この動画を紹介している『ニコニコ動画』運営のコラムによると、「こちらのゲームボーイは見やすいように液晶画面のみ取り替えられ、ニューヨークの任天堂直営店 Nintendo World Store にて展示されているそうです」(ニコニコラム / ぐら氏 談)とのこと。任天堂の商品は衝撃に強く故障しにくいという話をよく聞くが、まさか爆撃を受けてもゲームを起動させることができたとは、あっぱれである。


しかもこのゲームボーイ、動画を観る限りでは本体上部以外のほとんどが灼熱によって外装のプラスチックが溶けており、大部分が真っ黒コゲになっている。展示されているこのゲームボーイには、『テトリス』が挿入されており、液晶画面には問題なくテトリスが表示されている(液晶だけ新品に交換したとのこと)。


戦争になっても壊れないゲームボーイは素晴らしいハードといえるだろう。しかし、戦争がない世界になれば、ゲームボーイもこんな姿になることはなかった。世界中の人たちがテレビゲームで楽しめる世の中は、いつになったらやってくるのだろうか? そんなことを考えさせられるゲームボーイの動画である。


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