世界に通用していると思う日本のアニメ、1位『ドラゴンボール』

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世界15か国から“コスプレイヤー代表”が集い、その頂点を競う『世界コスプレサミット2009』が1日、2日と連日愛知県で開催された。これにちなみ、オリコンでは『世界に通用していると思う“日本のアニメ”』についてアンケートを実施したところ、圧倒的な得票数で『ドラゴンボール』が1位を獲得。今年 3月にハリウッドで実写化されたことも大きな要因だが、「格闘漫画に革命を起こしたと思う」(宮城県/20代/男性)と作品自体への賞賛の声があがった。


堂々の1位に登場した『ドラゴンボール』は、今や説明不要の認知度を誇る冒険漫画。「ハリウッドで映画化されるほどだし、全体のクオリティを考えても世界に通用すると思う」(東京都/20代/女性)とファンの想いは熱い。そして2位には『ドラえもん』がランクイン。「世代を超えて愛される漫画で、内容にも夢がある」(三重県/30代/女性)とこちらも根強い人気だ。


 またアニメ界の巨匠・宮崎駿監督の作品も続々登場。圏外の『もののけ姫』から「誰が見ても楽しめる」(埼玉県/10代/男性)というほのぼのとした世界観の10位『となりのトトロ』など、作品ごとにファンを獲得しつつも1作品だけを選べず『スタジオジブリ作品』と回答した人が多かった。「日本のアニメ最高峰の作品群を誇る」(栃木県/40代/男性)と、改めてスタジオジブリの実力を示している。


 一方、「いまだに色あせないロボットアニメの最高傑作」(東京都/40代/男性)など、40代からの高い評価が目立った『鉄腕アトム』や『火の鳥』『ブラックジャック』など、手塚治虫作品は惜しくもTOP10圏外に。その他に『AKIRA』、『銀河鉄道999』などの昭和の名作から『NANA』、『鋼の錬金術師』といった刊行中の作品まで、新旧の傑作が入り混じる結果となった。