鉄人、街を行く…モニュメント頭部が到着

「震災復興のシンボルに」と、神戸市長田区の商店主らが建設を進める実物大モニュメント「鉄人28号」(高さ18メートル)の頭部(高さ2・7メートル、重さ900キロ)が27日朝、予定地のJR新長田駅南の若松公園に運び込まれた。


 同日午後に起工式があり、組み立てが始まる。


 頭部はこの日早朝、トラックに載せられ、パーツ製作を請け負った大阪府岸和田市の金属加工会社を出発し、街の中を走り抜けて午前10時に公園に到着。公園近くでは、荷台でにらみをきかせる鉄人に驚いたり、「こんなに大きいのか」と駆け寄って携帯カメラで撮影したりする人もいた。


 すでに左右の足先と両手のパーツは運び込まれており、約2か月後に鋼の雄姿を現す予定。建設プロジェクトのメンバーは「鉄人が街とともに歴史を刻んでいくのが楽しみ」と話していた。


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