「学校の制服をらき☆すた制服にする」

埼玉県は23日、「県アニメツーリズム検討委員会」を設置した。委員はアニメ制作関係者や
漫画家ら6人で構成。座長にはアニメに詳しい山村高淑・北海道大学准教授が就いた。
鷲宮町が舞台のアニメ「らき☆すた」などを、地域資源として観光振興に生かす方策を議論する。



同日の初会合ではアニメツーリズムの現状と埼玉における可能性を議題に話し合った。
「学校の制服を『らき☆すた』の登場人物の制服にする」
「漫画家の制作場所として空いた公共施設を低額で貸し出す」
といった案や意見が出た。


今後、2010年2月までに会合を3回程度開くほか、メールなどで意見交換を進める。
10年3月に検討結果をまとめる予定だ。


県は08年4月、人気アニメにゆかりの県内観光地などを紹介するサイト「埼玉ちょ〜
でぃーぷな観光協会」を開設。アニメによる一過性ではない地域振興に取り組んでいる。


県観光課は「検討結果をイベントなどのアイデアとして生かしたい」という。


NIKKEI NET
http://www.nikkei.co.jp/news/retto/20090623c3b2304a23.html